外来診療案内
腎泌尿器科
HoLEP ホルミウムレーザー前立腺核出術
当院が力を入れている泌尿器科
  • 前立腺肥大症
  • 尿路結石症
  • PSA・前立腺がん健診
  • 婦人泌尿器科
各症状・治療について

血尿

血尿は大きく2つに分類できます。

1.肉眼的血尿(血尿):目でみてわかる血尿
2.顕微鏡的血尿(尿潜血):見た目では血尿だとわからず、顕微鏡でしか分からない血尿

それぞれの血尿についてみてみましょう。

1.肉眼的血尿(血尿)

【尿の状態】
・目でみて明らかに血が混じっていることがわかる状態
・ピンク色、ワイン色、コーラのような黒っぽい色、血の塊が混入
【原因】
・主な原因として、尿路のがん(膀胱がん・腎盂尿管がん・前立腺がん・腎がん)、尿路結石、膀胱炎などが考えられます。
・薬剤性(抗凝固剤・抗血小板剤)のこともあります。

2.顕微鏡的血尿(尿潜血)

見た目では血尿だとわからなくても、尿の沈殿物を顕微鏡で観察して、血液(一定以上の赤血球)がみえる場合に “血尿”と判断されます。
学校や職場の検診で“尿潜血陽性”と言われて、泌尿器科を受診される方が多いです。

【原因】
悪い原因はなく経過観察となる場合が多いですが、尿路結石、腎がん、腎盂尿管がん、膀胱がん、前立腺がん等が見つかる場合もあり、泌尿器科での精査は行っておく必要があります。なお、尿蛋白も陽性の場合は、腎炎が疑われることもあります。
当院では泌尿器科医と腎臓内科医が連携して診療しており、正確な診断ができるように努めております。お気軽にご相談ください。

蛋白尿

蛋白尿とは、血液中に含まれているたんぱく質が尿に漏れ出る状態です。
元々、尿には微量のたんぱく質は含まれているのですが、病気などで尿に多量のたんぱく質が漏れ出してしまうことがあります。
蛋白尿は、多くの場合、検診における尿検査で発見されます。

蛋白尿の種類と原因

蛋白尿には、病気で起こる場合と生活内容によって起こる場合があります。
妊娠している女性にも蛋白尿が見られることがあります。
以下に代表的なものを示します。

1.起立性蛋白尿
起立性蛋白尿は、いわば良性の蛋白尿で学童に見られる現象です。
腰を曲げることで腎臓の静脈が圧迫され、尿にたんぱく質が混じってしまうことで発生します。
2.運動性蛋白尿
運動性蛋白尿も、良性の蛋白尿です。
激しい運動の後などに見られますが、特に腎機能などの疾患は見られません。
3.病的蛋白尿
病的蛋白尿は、病気が原因で起こる蛋白尿です。
代表的なものとして、糖尿病による糖尿病性腎症・ネフローゼ症候群・糸球体腎炎などの腎機能が低下する病気があげられます。他に泌尿器の腫瘍や尿路結石、多発性骨髄腫のこともあります。

蛋白尿の原因精査

頻度としては、起立性や運動性などの一過性の蛋白尿であることが多いですが、病的蛋白尿との鑑別が必要です。当院では泌尿器科医と腎臓内科医が連携して診療を行い、正確な診断ができるように努めております。お気軽にご相談ください。

むくみ

むくみとは

むくみとは、“浮腫”とも言われます。
むくみは血管の外の塩分と水分の量が過剰になった状態のことをいいます。
通常、たくさんの塩分を摂ると喉が渇いてたくさんの水分を飲むようにできています。
健康な方は、この摂取した塩分と水分が腎臓から尿としてすべて排泄されます。
しかし、心臓・肝臓・腎臓の機能が落ちている方(心不全、肝硬変、腎不全)やネフローゼの方は、この塩分と水分の排泄がうまくいかず、体の中に貯まってしまうため、血管の外に漏れ出てきてしまい、“浮腫(むくみ)”の状態となります。

むくみから考えられる病気

さまざまな病気がありますが、代表的なものについて紹介します。
腎臓は摂取した塩分と水分を尿へ出してくれる大事な臓器であり、腎臓が障害されると、浮腫(むくみ)が出やすい状態になります。
腎臓病によるむくみには2つのタイプがあります。

1.腎不全による浮腫
2.ネフローゼ(大量のタンパク尿)による浮腫
ネフローゼとは、たくさんのタンパクが尿にもれでて、血液中のタンパク濃度が低くなる腎臓病であり、強いむくみが生じます。

むくみのある方は、腎臓が大丈夫かチェックしておくと安心ですので、腎臓内科を受診することをお勧めします。
心臓病や肝臓病の方で、むくみがある場合は、主治医の先生とよくご相談されることをお勧めします。
また下肢に限局したむくみの場合には、下肢を挙上すれば改善する良性のむくみの他、下肢の静脈血栓症や骨盤内腫瘍などの病気によるむくみもありますので、状況に応じた診断・治療が必要になることがあります。

性感染症(STD)

STD(性感染症)とは性行為によってうつる感染症のことであり、一般的に性病といわれている病気です。代表的なものとして、HIV・淋病・クラミジア・梅毒・尖圭コンジローム・ヘルペス・トリコモナスなどがあげられます。この病気は男性も女性も感染します。

淋病

淋病は細菌感染症の一つです。
男性は、おちんちんから膿が出て、尿が出る時に強い痛みを伴います。
女性は、症状があまり無く、進行すると膿のようなおりものが出たりします。さらに進行すると子宮内膜炎・卵管炎・腹膜炎等を起こすこともあります。
薬物治療(抗生剤投与)を行います。

クラミジア

クラミジアは細菌感染症の一つです。
男性は、おちんちんから膿が出て、尿が出る時に痛みを感じることがあります。
女性は自覚症状が出にくいのが特徴です。
薬物治療(抗生剤投与)を行います。

梅毒

梅毒は細菌感染症の一つです。
感染初期にはペニスや陰部に赤くて固いはれ物ができ、放置すると約3ヶ月後にその赤みが全身に広がります。さらに進行すると、ゴム腫などの皮膚症状があらわれます。現在は、早期に発見して治療(抗生剤投与)を行えば完全に治る病気です。

尖圭コンジローム

尖圭コンジロームはウイルス感染症の一つです。
症状は、ペニスや陰部にイボ(腫瘍)ができて、カリフラワー状になることもあります。
治療は、軟膏を塗る方法が主流となりつつありますが、他に冷凍療法・外科的切除などがあります。再発の可能性があり、その度に治療が必要となります。

ヘルペス

ヘルペスはウイルス感染症の一つです。
初めての感染では、ペニスや陰部に水泡が出来、それが潰れて潰瘍になり激しい痛みを伴います。治療は薬物療法(薬の服用や軟膏を塗る)を行います。
再発の可能性があり、その度に治療が必要です。

トリコモナス

トリコモナスはトリコモナス原虫による感染症です。
男性はまったく無症状で、女性は黄色い臭いの強いおりものとかゆみを伴う病気です。
治療は薬物療法を行うことで完治します。

男性更年期

男性更年期障害

男性更年期障害とは、加齢により男性ホルモンが低下し、身体や心にさまざまな症状が出てくる状態です。更年期障害は、女性特有の病気ではなく、中高年の男性にもみられます。男性更年期になると生活の質が損なわれることになります。

男性更年期の症状

男性更年期の症状は、男性ホルモンの低下が根底にあり、身体の変調と心の不調の2つがあります。40歳代半ば以降の発症が多いと言われていましたが、ストレスが誘因となることもあり、最近では更に若い方でもみられるようです。

症状には以下のようなものがあります。

  1. 汗をよくかく、ほてる
  2. 関節や筋肉の痛みを感じる
  3. 元気がなくなってきた
  4. 体力あるいは持続力の低下がある
  5. 運動をする能力が低下したと感じる
  6. 仕事の能力が低下したと感じる
  7. 眠気や疲れを感じる
  8. 眠れない
  9. 「日々の楽しみ」が少なくなったと感じる
  10. もの悲しい気分、または怒りっぽいと感じる
  11. 性欲の低下がある
  12. 勃起(ぼっき)力が弱くなった(ED)

男性更年期の診断

患者様の症状、採血による男性ホルモン濃度の測定などから診断します。
生活習慣病や初老期うつ病等との鑑別も重要です。

男性更年期の治療

軽症ではカウンセリングや薬物療法(漢方薬、EDの治療薬、ビタミン剤等)を行います。
重症では男性ホルモン(テストステロン)補充療法を行います。

膀胱炎

膀胱炎とは、尿をためる臓器である 膀胱の粘膜に炎症が起こる病気です。
原因の多くは 細菌感染によるものです( 大腸菌が半数以上を占めます)。 
女性に多く発症し、女性の4人に 1 人がかかるともいわれています。
男性よりも女性に多い理由として、①女性の尿道は男性に比べて短いため、細菌が逆行して膀胱に入りやすい、②女性の尿道は、細菌のいる膣や肛門との距離が短い、などが挙げられます。

膀胱炎の症状

  1. おしっこが近い
  2. おしっこが出るときに痛みを感じる、残尿感がある
  3. おしっこが濁る、時に血尿になる
  4. 下腹部の痛みや不快感がある
  5. 微熱が出ることがある

膀胱炎の種類

  • 単純性膀胱炎
    膀胱炎の多くはこのタイプで、上記1、2の理由でおこり、腎臓や膀胱に原因となる疾患がないものをいいます。
    20~40才の女性の25~35%がかかるともいわれています。
    大腸菌が原因になることが多く、抗菌薬(抗生物質)で治ります。
  • 再発性膀胱炎
    再発しやすい膀胱炎で、「疲れると症状がでる」といった事もありますが、子宮筋腫などの婦人科系の病気や、膀胱結石、尿道狭窄、膀胱ガンなどの泌尿器科系の病気が隠れている可能性があります。繰り返す場合は、原因となる病気が隠れていないか検査が必要となります。
  • 間質性膀胱炎
    感染を伴わず、原因のよくわからない炎症が膀胱に起こり、そのためにおしっこが近い、トイレに行ってもすっきりしない、膀胱や下腹部が痛いなどの症状が現れます。中年女性に多い病気です。特殊な診断と治療が必要です。

膀胱炎の治療

通常は抗生物質で治療します(間質性膀胱炎は除きます)。

尿漏れ

近年、高齢化社会において、男女を問わず尿漏れで悩む方が増えてきています。また、女性の尿漏れに対する認知度も高くなってきています。
現在は薬物療法が進歩し、薬で良くなる尿漏れも多くなっています。
尿漏れでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

尿漏れには以下のようなものがあります。

腹圧性尿失禁

腹圧性尿失禁とは、女性に特有の尿失禁で、骨盤底筋群(おすその臓器を支える組織や筋肉)の力が弱くなったために生じます。具体的には、出産や加齢などにより骨盤底筋群の力が弱くなり、膀胱の位置が下がるため腹圧がかかりやすくなり尿道を閉める力も弱くなるため尿失禁が出現します。
治療は、骨盤底筋の筋力アップ(骨盤底筋体操)や薬物療法を中心に治療を行います。
症状によっては、手術療法が必要になります。

切迫性尿失禁(過活動膀胱)

切迫性尿失禁は、膀胱の蓄尿機能(尿をためる働き)が低下して、尿意があったときに我慢できずに失禁してしまったり、知らないうちに失禁していたりする状態をいいます。
多くの場合、膀胱が過敏な状態(過活動膀胱)になっています。
具体的には加齢、脳血管障害後(脳梗塞・脳出血など)、腰椎の疾患(腰椎ヘルニアなど腰痛を起こすような疾患)などです。
前立腺肥大症や膀胱炎などが原因の場合もあります。
治療は、薬物療法が基本となります。

溢流性尿失禁

流性尿失禁は、膀胱の排尿障害が原因で、尿が膀胱にいっぱいになった状態からあふれ出ているものです。大変危険な状態です。
代表的な原因としては、前立腺肥大症などよる尿路通過障害があげられます。
治療は、通過障害の場合には手術や薬物療法が行われます。
溢流性尿失禁の場合、原因を取り除いても完治しない場合もあり、間欠自己導尿(自分でくだを入れて尿をぬくこと)が必要になることがあります。

ED

勃起障害(ED)

勃起機能の低下は、“ED”とも呼ばれています(英語のErectile Dysfunctionの略)。
EDは、専門的には、“性交時に十分な勃起やその維持ができず、満足な性交が行えない状態”と定義されています。現在は内服薬で治療を試みることができます。

EDの原因

1.生活習慣病
生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症など)ではEDの危険性が高くなります。
これらの疾患では、3人に1人以上がEDの症状があるとも言われており、中でも糖尿病は最もEDの危険性が高い疾患といえます。
2.生活習慣
喫煙や過度のアルコール摂取はEDの原因となることがあります。
3.心因性
いろいろな心因的な要因がEDの原因となります。
4.加齢
お年をとると、さまざまな血管や神経の老化が起こりEDになりやすくなります。
5.神経障害
性的な刺激があると神経が興奮して勃起しますが、神経障害があるとEDとなります。
パーキンソン病、認知症、脳血管障害(脳梗塞、脳出血)などがあげられます。
6.血管障害(外的損傷による)
ペニスに血液を送っている血管がダメージを受けた場合にEDになります。
会陰部の打撲や長時間の自転車による会陰部圧迫などが原因となりえます。
7.外科手術
骨盤内の手術後(直腸がん、膀胱がん、前立腺がんなど)にEDとなることがあります。
手術の際に神経の処理も必要となることがあるためです。
8.その他
男性ホルモンの分泌低下によりEDとなることがあります。

EDの治療

EDの治療は、薬の服用が中心となっています。
状況によっては、カウンセリングや外科処置が有効な場合もあります。

内服薬について

PDE-5阻害剤が用いられており、基本的には安全で大変有効です。
当院ではバイアグラ、レビトラ、シアリスが処方可能です。

背中が痛い

背中が痛い場合(片側の腰背部~脇腹のことが多い)、泌尿器科では以下のような病気が考えられます。整形外科の腰痛や内科の内臓系の病気(胆嚢、膵臓、大腸)との鑑別が必要です。

  • 腎結石と尿管結石
  • 腎盂腎炎
  • 腎がん

腎結石と尿管結石

泌尿器科で最も頻度の高い病気の一つです。
腎結石とは、尿に含まれているカルシウム・シュウ酸・尿酸などが結晶となり、腎臓内の尿の通り道に沈着して増大したものです。多くは無症状ですが、検診(エコーの異常・尿の潜血反応陽性)や、時に背部の鈍痛・血尿などの症状で発見されます。
尿管結石とは、腎結石が尿管に落ちたものをいい、症状として背中から脇腹にかけての激しい痛みや血尿などがでます。吐き気、嘔吐、冷や汗などを伴うこともあります。高熱がある場合は尿路感染症があり敗血症となる危険性もあるため注意が必要です。
結石の原因は、体質も考えられますが、不規則・不摂生な食生活、肥満、高血圧、飲水不足、副甲状腺の病気などがあげられます。診断については、エコー・X線写真・CTなどの検査で結石が同定されれば確定診断となります。
治療は、まず痛みをとり、保存的治療または外科的治療により結石を排出させます(以下1~3)。

  1. 痛みの除去
    非ステロイド系抗炎症薬(座薬、内服)、鎮痛鎮痙剤
  2. 保存的治療
    長径5mm以下の結石は自然排石する可能性が高いので、十分な水分摂取と排石促進薬にて経過観察します。
  3. 外科的治療
    • 内視鏡手術
      尿道から細い内視鏡を挿入して、結石をレーザーで砕きます。当院では低被曝のレントゲン台を使用し、麻酔専門医の協力も得て、安全で苦痛の少ない手術ができる環境を整えています。
    • 体外衝撃波砕石術(ESWL)
      体外から尿路にある結石に衝撃波をあてて砕石します。

再発しやすい病気であるため、治療後も水分補給を欠かさずに、バランスのよい食事と規則正しい食生活を続けることが大切です。また定期的に検診をうけることも大切です。

腎盂腎炎

腎盂腎炎とは、腎臓に細菌が入り込み炎症を起こした状態をいいます。
症状は、片側の腰背部痛と高熱です。膀胱炎が原因の場合は排尿痛も伴います。
原因としては、単純性膀胱炎がこじれて腎盂腎炎を発症することが多いといわれており、治療は多くの場合、抗生剤投与で改善します。しかし排尿障害や尿管結石、膀胱尿管逆流症、水腎症などの病気が原因となっていることもあり、その場合は原因の解除も合わせて治療を行う必要があります。腎盂腎炎を繰り返す場合は、腎機能が低下してしまうので、しっかりと原因も調べながら治療をする事が必要です。

腎がん

腎がんは、初期の頃は症状がなく、検診で発見されることが増えています。
進行すると血尿・腰背部の痛み・腹部腫脹・発熱等の症状が出てきます。
治療は抗がん剤が無効であり、手術で患部を摘出することが最も有効です。薬物治療(インターフェロンや分子標的治療薬)をする場合もあります。

おしっこ・おちんちん

亀頭包皮炎(きとうほうひえん)

亀頭包皮炎とは、亀頭と包皮(おちんちんの皮)の間に細菌が繁殖して炎症を起こした状態です。

【原因】
子供の亀頭は包皮で包まれており、亀頭と包皮の間に“あか”や“よごれ“がたまり、時に亀頭包皮炎をおこすことがあります。
【症状】
おちんちんが赤く腫れる、おしっこをする時に痛い、うみが出る等の症状がでます。
視診だけ(見るだけ)で診断可能です。
【治療】
抗生剤の内服や、抗生剤の入った軟膏を塗ります。
治療後は、再発しないように、おちんちんを清潔にすることが大切です。
入浴時に皮をむいて洗うようにしましょう。
また、手をいつも清潔にしていることも大切です。

包茎

包茎とは亀頭が包皮(おちんちんの皮)でおおわれたままの状態です。
手でむくと、亀頭の一部が露出する場合は仮性包茎であり、子供では生理的な状態であるため心配いりません。しかし、包皮が全くむけない場合は真性包茎であり、以下の【症状】を伴う時には治療が必要です。

【おちんちんの成長過程】
胎児のおちんちんは、包皮と亀頭が癒着しており、包皮が亀頭を保護していると考えられています。幼児・学童と成長するにしたがい自然とむけるようになります。
目安として、1歳で50%、3歳で70~90%、17歳で99%が包茎ではない状態になると言われています。
【症状】
通常は無症状ですが、次のような場合には泌尿器科に相談して下さい。

・包皮口(おちんちんの皮の先端)が極端に狭く、おしっこの時に包皮が風船のように膨らむ 
・亀頭包皮炎を繰り返す

※おちんちんが赤く腫れる、おしっこをする時に痛い、うみが出る等の症状がある場合は、亀頭包炎が考えられます。真正包茎で何度も亀頭包炎を繰り返す場合には、手術が必要になります。
【治療】
包茎以外に症状のない場合には、原則として経過観察します。上記の症状がある場合には、ステロイド軟膏や手術によりむけるようにします。また、思春期を過ぎた真正包茎の場合には手術をすることがあります。
気になる方は、お気軽に相談して下さい。

おねしょ

おねしょ(夜尿症)とは、5~6歳を過ぎても、夜眠っている間におしっこをたれる状態をいいます。
とくに学童期に入っても改善しない場合には、治療の対象になります。なお、幼児のおねしょ(夜尿)は治療の必要がありません。

夜尿の分類

多尿型
夜間の抗利尿ホルモン分泌が足りず、薄い尿が膀胱の大きさ以上に産生される
膀胱型
膀胱の機能が未熟なために尿を十分に貯めることが出来ない
混合型
上記2つを併せ持っている場合

治療方針

夜尿が自然に治る平均年齢は7~8歳ですが、この頃まで症状が続く場合は治療を開始します(ただし、子供の発達には個人差があります)。
治療は生活指導と薬物療法を組み合わせて行います。
お子さんが夜尿症で悩んでいましたら、専門医にご相談下さい。

包茎

包茎とは、亀頭が包皮(おちんちんの皮)でおおわれたままの状態です。
以下のように分けられます。
気になる場合には、お気軽にご相談ください。

仮性包茎

普段は亀頭が包皮(おちんちんの皮)におおわれていても、手で包皮をひっぱれば亀頭が出てくるものや、勃起したときには亀頭が出るものを仮性包茎と言います。
基本的には仮性包茎は病気でありませんので治療の必要はありません。

真性包茎

手で包皮(おちんちんの皮)をひっぱっても亀頭が露出しない、あるいは無理矢理むくことはできても包皮が狭くてかなり痛い、などの場合を真性包茎といいます。
真性包茎は、手術が薦められる状態とされています。

嵌頓包茎(カントンホウケイ)

包皮(おちんちんの皮)の先端が狭いのに、無理矢理剥いたために包皮が元に戻らなくなった状態をいいます。通常、かなりの痛みを伴います。

なるべく早く元に戻す必要があり、時間が経っていなければ自分で戻せることもあります。
しかし、しばらく経つと包皮が極端に腫れてきて、自分では元に戻すことが困難となります。このような状態になった場合は、一刻も早く泌尿器科に相談してください。
状態にもよりますが、再発予防も兼ねて、手術の適応となることがあります。

小児の包茎

一般的に小児は、包茎の状態が普通です。
極端に包皮(おちんちんの皮)の先端が狭くて排尿に影響がある場合や、何度も炎症を繰り返す場合を除けば、積極的な治療は必要ありません。
成長とともに、だんだんむけてくるものです。
子供の包茎が気になる場合には、お気軽にご相談ください。